仲良し四人組が大好きな繁の元で未来のナースを目指して日々奮闘中!!


by tamaizomo
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いのち

終末期実習2週目の報告です

今日はかなりまじめな日記にお付き合いください

この前看護学生の皆さんが実習の学びを日記に書いていて

すんごく勉強になったので私も皆さんに知ってほしくて

つらいけどかいてみます



終末期実習は患者さまの人生の最後のワンシーンに

かかわらせていただく実習です

私はこの実習に入る前にいっぱい考えることがありました

まだ21歳という人生経験の乏しい私に何ができるのか、どうしたらよいかかわりができるのか

不安でいっぱいでした

先にこの実習を終えた皆さんはすごく成長していてしっかりと自分の意見をもてる様になっていました

じぶんもこんな風になれるのか不安でいっぱいでした



実習1週目は患者様の同意を得ることができず

なかなか実習が進みませんでした

控え室で自己学習ばっかり。。。

ほかの2人はどんどんよいかかわりができているのに

かなしかった

でも患者様は人生の最後を迎えるという最後の大切な場面だから

苦痛や不安が大きくて学生も受け入れることができない場合もあることはよくわかります

なので待ちました

1人目は情報とってアセスメントしたけど次の日同意が得られず

木曜日にようやくほかの患者さまの同意が得られ、実習が始まりました

症状のために患者さまとコミュニケーションはとれず

反応がはっきりと得られなかったのでとまどいました

でもかかわってみると表情やしぐさ、家族の方から話を聞くことによって

その人と話はできなくてもその人らしさが伝わってきました

一生懸命考えて苦痛を和らげるための援助を考え、実施しました

患者さまも遠い意識のなかから表情やしぐさのによってこたえてくれました

土日でアセスメントをして計画を立てて来週の実習に生かせるようにがんばりました

月曜日、学校に行くとその方が亡くなられたと聞きました

1日半という短いかかわりだったけどすごくつらかった

と同時に「ひとってやっぱり死ぬんや」と思いました

急変だったのかかわっている間はその方にとって死がそう遠くないとは思っていましたが

まさかこんなに突然くるとは思っていなかったので

ついさっきまでかかわらせていただいていた人が亡くなるということは初めてで

なんだか正直、無力感がおおきくて唖然としてしまった

火曜日、新しく受け持ち患者さんを決めなければなりません

やっぱり受け持てそうな患者さまはおらず、

昼まで自己学習でした

それから昼前に新しい受け持ち患者さまが決まりました

そのかたは以前学生が受け持たせていただいた方でした

奥さんに聞くと学生が受け持たせていただいてから患者さまが明るく元気になりすごくうれしかったそうです

だから今回も快く了解してくれたそうです

私はそれを聞いてとてもうれしく思いました

自分と同じクラスの友達が患者さまとよいかかわりができたこと

患者様を思う学生の気持ちが家族の方にも伝わり、心の援助ができたこと

その友達は誰かわかりませんでしたがそんな風に家族の方が感じておられるということを知って

とてもうれしく思いました

この患者さまもほとんどコミュニケーションはとることができませんでした

しかし調子のいいときは話しかけるとこちらを見て「はい」とか「いいえ」はいってくれます

(ほかの学生が受け持ったときはもっと元気で車椅子に乗ってご飯も食べていたそうです)

浮腫と呼吸困難が強かったため、苦痛緩和のための援助と体をふいたりして快の刺激を感じてもられるようにかかわりました

しかし状態は日に日に悪化していきました

反応がにぶくなり、いつ呼吸が止まるか、心臓が止まるかもわからない状態でした(もともと心臓疾患もあったので)

家族の方は本人が状態が悪くなる前から延命はやめてほしい言っていたそうで

心臓マッサージ、挿管(人工呼吸器をつけること)は望んでおらず、心臓が停止した場合のカウンターショックも拒否されていました

私自身そのような患者さまとかかわることははじめで

とってもこわかったです

だからそばを離れることができませんでした

木曜日の夕方、実習が終わる少し前から呼吸状態はどんどん悪化しました

尿もあまり出ないし、おなかは腹水・胸水でパンパンにはれて苦しそうでした

その日の夜には酸素吸入が開始され、意識レベルもほとんど反応がない状態でJCSでⅢ-300

金曜日の朝、カルテを見て涙が出そうでした

やっぱり悪化するのが早すぎてこころがついていきません

でも何とか気持ちを持ちこたえ、

そんな状態の患者様にとってどんな姿勢が呼吸しやすくて楽なのか、その人らしく最期を迎えるにはどうかかわればいいのか考えて援助しました

状態の観察をしたり、姿勢を整えたり、手を握ってたり、

耳は聞こえているので声をかけたり、吸引の介助をして口の中をきれいにして呼吸しやすくしたり

すべて呼吸・循環状態を確認しながら行う援助でした

呼吸苦が一番強くて酸素吸入しているのにすごく苦しそうで

1回1回の呼吸が一生懸命でした

かぞくのかたも寝ておられず、かなり疲れて交代で見守っていました

家族の方は無力感を感じておられたので決してそうではないこと、患者さまのそばにいるだけでも心強いこと、

耳は最期まで聞こえているので話しかけ続けることで安心することを伝えました

でも私自身もそんな状態を見ていることがつらくて

私すぐに泣いてまう子から気を許すとすぐにでも涙があふれてきそうやった

でも泣いたら家族の人もまだ患者さん生きているのに「なんで?」ってびっくりするやろうし

看護師として泣いたらあかんとおもってた

でも先生が「我慢せんで泣いてもいいんやで」って言ってくれて

控え室でワンワン泣きました

もう耐えれんかった。。。

患者様の状態はわかっているから

自分で覚悟して患者さまとかかわっているつもりやったけど

がまんできなかった

ちょっとま泣いて「患者さまはがんばっているから私も一生懸命援助しよう」ともう一度きあいいれて部屋に行きました

そこで家族の方と話をしたり姿勢を整えたり、モニターを観察したり

自分でできる援助は一生懸命がんばりました

患者様は必死に呼吸していきておられます

患者さまはこれまでもつらい治療や処置をがんばってのりこえてこられたので

これまでにも十分がんばっています

それにこれまで患者さまが生きた証はしっかりと残っているし

家族にとっていつまでも消えることはなく心に残る存在であるということはわかっていましたが

どこか心の奥で「もっと生きてほしい、がんばって」とおもってしまいました

やっぱり死を受け入れることはできなかった

と同時に自分が何もできないのではないかと思ってしまった

でも学校の先生と話すうちに

患者さまがよりよい状態で、その人らしく死を迎えられるように援助できるのは医者ではなく看護師であって

家族が患者さまの死をのりこえられるように今からかかわっていくことも看護師の大切な役割であることを教えてもらいました

実習は夕方で終わりましたが

患者様はがんばって力を振り絞って呼吸し、心臓を動かしています

生きようとしています

本当は次の日もその次の日もかかわりたかったです

もしかしたら今度実習に来るときは会えないかもしれないと思うと

涙は出るし、つらくてせつなくてくるしかったけど

いまの患者さまのがんばりを認めてかぞくの思いや不安を聴いてできる限りのかかわりをさせてもらいました

1日たったけど、ふっと一人になるとこのことばっかり思い出して

気になって気になって仕方ありません

患者さんはいまどうしてるんかな??

その人らしくいいふうにさいごむかえられるんかな。。。

もう最期を迎えはったんかな。。。

家族の人もいいように見守ることはできたやろうか。。。

やっぱり火曜日また会いたいな


まとまってないし長くなってすんません

でもこれが私の今の正直な気持ちです


人はいつか家族や愛する人の死に立ちあわなければいけません

死について考えることは悲しくてつらいけど

それは大切なことです

医療に携わる人だけでなくみんなが死について考える機会を持たないと

いざ死に向き合わざるを得なくなったときパニックになるし逃げたいと思ってしまいます

悲しいつらいと思う気持ちだけでなく、死に向かう人のがんばっていきた証や人生を認めることができれば

その人の死を受け入れることができるのではないかと思います
(まだまだ私そう感じられるようになるまで死についての考えを深めることはできていませんが。。。)

この日記を読んだみなさんがよりよい死について考えが深めることができますように



来週1週間も終末期実習がんばります

最後まで読んでくれた人さんくすー
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by tamaizomo | 2006-11-11 13:12 | Mのぼやき